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決算の概況と経営活動について 明治安田生命 | 明治安田生命の現況 2010

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(1)

ソルベンシー・マージン比率

9

実質純資産額

10

含み損益

11

自己資本等の充実

12

基礎利益

14

三利源の開示

15

経営活動の概況

16

保険契約の概況

19

収支の概況

20

資産・負債等の概況

22

一般勘定資産の運用状況

24

社員(ご契約者)配当の状況

28

決算の概況と

経営活動について

(2)

ソルベンシー・マージン比率

1,187.5 %

予測を超えたリスクにも対応できる支払余力を確保しています。

「ソルベンシー・マージン比率」とは、大災害や株価の暴落等、通常の予測を超えて発 生するリスクに対応できる「支払余力」を有しているかを判断するための行政監督上の 指標の一つです。この数値が200%を下回った場合は、監督当局による業務改善命令等 の対象となります。

平成21年度末のソルベンシー・マージン比率は、1,187.5%(前年度末差88.8ポイ ント増)と十分な支払余力を確保しています。

●価格変動準備金

株式等の価格変動の著しい資産について、その価格が将来下落し たときに生じる損失に備えて積み立てる準備金で、資産運用リス クのうち価格変動リスクに対応します。

●全期チルメル式責任準備金相当額超過額

当社が積み立てている責任準備金のうち、「全期チルメル式によ る責任準備金額」と「解約返戻金相当額」のいずれか大きい方を 上回る部分です。

全期チルメル式とは、責任準備金の計算上、ご契約時に必要とな る費用をご契約の初年度に一括計上し、保険料払込の全期間を通 じて償却していく方式であるため、当社の積立方式である平準純 保険料式と比べると責任準備金の積立水準が低くなります。

●危険準備金

実際の保険事故の発生率が通常の予測を超えることにより発生す るリスク(保険リスク、第三分野保険の保険リスク)、予定利率 を確保できなくなるリスク(予定利率リスク)、変額保険・変額 年金保険の保険金等の最低保証に係るリスク(最低保証リスク) に備えて積み立てる準備金です。

●劣後ローン・劣後債

破産などが発生した場合の元利金返済が、他の一般債権者に対す る債務の返済よりも後順位に置かれる旨の劣後特約が付された無 担保の貸付金・債券です。

*ソルベンシー・マージン総額のうち、「土地の含み損益」のうち土地再評価差額金(繰延税金負債を含む)計上分以外の部分、「その他」中の税効果 相当額、将来利益はオフバランス項目です。なお、「負債性資本調達手段等」は契約時において償還期間が5年を超えるものを記載しています。

〈詳細は、P130をご覧ください〉

34,212 5,375 1,849 4,734 25 9,545 2,464 8,104 1,000

1,113 5,762 1,279 505 683 4,582 142 63 1,187.5% 28,706

5,155 1,775 4,583 23 3,599 3,867 7,671 1,000

1,030 5,225 1,317 529 793 3,891 131 62 1,098.7% 43,624

5,019 2,123 7,169 20 15,952 4,348 6,800 1,000

1,190 6,639 1,361 551 898 5,230 162 60 1,314.1%

(単位:億円) 項  目

(A)ソルベンシー・マージン総額

① 基金等

② 価格変動準備金

③ 危険準備金

④ 一般貸倒引当金

⑤その他有価証券の評価差額(税効果控除前)×90%(マイナスの場合は100%)

⑥ 土地の含み損益×85%(マイナスの場合は100%)

⑦ 全期チルメル式責任準備金相当額超過額

⑧ 負債性資本調達手段等(劣後ローン、劣後債等)

⑨ 控除項目

⑩ その他(税効果相当額、将来利益等)

⑪ 保険リスク相当額

⑫ 第三分野保険の保険リスク相当額

⑬ 予定利率リスク相当額

⑭ 資産運用リスク相当額

⑮ 経営管理リスク相当額

⑯ 最低保証リスク相当額

平成21年度末 平成20年度末

平成19年度末

(B)リスクの合計額 (⑪+⑫)2+(⑬+⑭+⑯)2+ ⑮

ソルベンシー・マージン比率 (A) ×100

(1/2)×(B)

(3)

35,006

14.3% 29,035

12.4% 45,384

18.5%

(単位:億円) 項  目

実質純資産額

一般勘定資産に対する比率

平成21年度末 平成20年度末

平成19年度末

実質純資産額

3 5,006 億円

健全な経営を維持していくための純資産額を備えています。

「実質純資産額」とは、有価証券や不動産等を時価評価した資産から責任準備金や配 当準備金等のご契約にかかわる負債等を差し引いたものであり、決算期末の保険会社の 健全性の状況を示す行政監督上の指標の一つです。この数値がマイナスとなると、実質 的な債務超過と判断され、監督当局による業務停止命令等の対象となることがあります。

平成21年度末の実質純資産額は、株式を中心とした含み益の増加により3兆5,006億 円(前年度末差5,970億円増)となり、一般勘定資産に対する比率も14.3%(同1.9ポ イント増)と、引き続き財務基盤の健全性を維持しています。

責任準備金は健全な積立方式を採用

保険会社が将来の保険金等の支払いに備えて積み立てる準備金を責任準備金といい、平成21年度末の当社の責任準備 金は、22兆2,361億円です。

当社では、個人保険および個人年金保険の責任準備金については、法令に基づき、標準責任準備金対象契約は「標準責任 準備金」を積み立て、保険金等の支払いに備えています。

また、標準責任準備金対象外契約についても、法令上最も手厚い積立方式である「平準純保険料式」を採用し、積立率は 100%となっています。

※1 積立方式および積立率は、個人保険および個人年金保険を対象としています。なお、団体保険および団体年金保険の責任準備金は積立方式とい う概念がないため、上記には含んでいません。

※2 積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関 しては平準純保険料式により計算した保険料積立金、および未経過保険料に対する積立率を記載しています。

〈詳細は、P155をご覧ください〉

個人保険および個人年金保険の責任準備金の積立方式・積立率※1

標準責任準備金 対象契約

内閣総理大臣が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号)

内閣総理大臣が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号)

内閣総理大臣が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号)

標準責任準備金

対象外契約 平準純保険料式 平準純保険料式 平準純保険料式

積立率(危険準備金を除く)※2 100% 100% 100%

積立 方式

区 分 平成19年度末 平成20年度末 平成21年度末

※ 責任準備金の積立方式については、下記説明をご覧ください。

*「保険業法第132条第2項に規定する区分等を定める命令」第3条第2項の規定に基づき算出しています。

〈詳細は、P130をご覧ください〉

(4)

含み損益

1 4,800 億円

堅実な資産内容で1兆円を上回る含み益を確保しています。

「含み損益」とは、保有している資産の時価と帳簿価額との差額を指し、保険会社の企 業体力を表わすものの一つです。平成21年度末は、一般勘定の有価証券で1兆2,049億 円、一般勘定資産全体で1兆4,800億円の含み益を確保しています。

なお、株式含み損益がゼロとなる水準は、日経平均株価で7,100円程度、TOPIXで 620ポイント程度です。

※日経平均株価・TOPIXは、仮に当社ポートフォリオが日経平均株価およびTOPIXにフル連動するとした場合です。

なお、株価指数と当社ポートフォリオの過去の連動性を用いて算出した場合、日経平均株価6,900円程度、TOPIX610ポイント程度です。

●評価差額

生命保険会社の保有する有価証券のうち、「売買目的有価証券」、

「責任準備金対応債券」、「満期保有目的の債券」、「子会社・関 連会社株式」のいずれにも分類されない「その他有価証券」につ いては、時価で評価し、貸借対照表に計上しています。この「そ の他有価証券」の簿価と時価との差額を「評価差額」といい、プ ラス〈含み益〉の場合は税効果相当額を負債の部の「繰延税金負債」

(マイナス〈含み損〉の場合は資産の部の「繰延税金資産」)に計 上し、残額を純資産の部の「その他有価証券評価差額金」に計上 します。

●オフバランス

簿価と時価との差額のうち、貸借対照表に計上されていない含み 損益を「オフバランス」として記載しており、「満期保有目的の 債券」、「子会社・関連会社株式」の含み損益、土地の簿価(再 評価後)と時価の差額などが該当します。

「資産全体の含み損益の状況」や「有価証券の含み損益の状況」は、 生命保険会社が保有している資産の実質的な含み損益の状態をお 知らせするものであり、この「オフバランス」部分も含めて開示 しています。

11,878 10,605 1,273 2,899 1,964 935 21 14,800 5,244

3,999 1,244 4,550 2,014 2,536 17 9,812 18,914

17,724 1,189 5,115 2,059 3,055

△75 23,954

※1 有価証券は、時価のある有価証券に加え、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券(外貨建の子会社株式及び関連会社株式等)の 為替評価等の含み損益相当額を記載しています。有価証券には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含 んでいます。

※2 土地は「土地の再評価に関する法律」に基づき、明治生命は平成11年度末に、安田生命は平成12年度末に時価評価を実施しました。これによる 評価差額を「再評価差額」に記載しています。なお、土地には借地権を含んでいます。

※3 「その他」には、デリバティブ取引等の含み損益相当額を記載しています。なお、デリバティブ取引は一部ヘッジ会計を適用しました。本表にはヘ ッジ会計(特例処理・繰延ヘッジ)適用分の含み損益を記載しています。ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(平成19年度末: 通貨関連10億円、平成20年度末:通貨関連△251億円、平成21年度末:通貨関連19億円)、およびヘッジ会計非適用分については、評価損益 を損益計算書に計上しており、含み損益相当額はありません。

〈詳細は、P180をご覧ください〉

※1 売買目的有価証券以外の有価証券のうち、時価のある有価証券等の含み損益相当額を記載しています。

※2 その他共計には買入金銭債権等を含んでいます。〈詳細は、P173をご覧ください〉 区  分

有価証券※1     評価差額     オフバランス 土地※2

    再評価差額     オフバランス そ の 他※3

合  計

平成21年度末 平成20年度末

平成19年度末

■ 資産全体の含み損益の状況(一般勘定)

2,393 9,596 3 12,049 2,562

3,450

△598 5,400 2,467

15,212 1,260 19,062 項  目

公社債 株式 外国証券 その他共計※2

平成21年度末 平成20年度末

平成19年度末

■ 有価証券の含み損益の状況(一般勘定)※1

(単位:億円)

(単位:億円)

(5)

自己資本等の充実

さまざまなリスクに対応できる財務基盤の構築に取り組んでいます。

内部留保等・追加責任準備金

健全性の高い経営基盤を構築するため、先般の金融危機のような運用環境の急激な変 化や、大地震・パンデミック等、さまざまなリスクに備え、危険準備金・価格変動準備 金等の内部留保の積増しや追加責任準備金の積立てを実施し、自己資本等の充実に努め ています。

内部留保等は、平成20年度末と比べると450億円増加し、1兆2,052億円となり、 引き続き1兆円を超える水準を維持しています。

また、平成19年度より3年間にわたり計画的に積増しを実施している追加責任準備金 について、平成21年度も計画どおり1,283億円の積立てを実施しており、その結果、内 部留保等と追加責任準備金の合計金額は、1兆7,914億円となっています。今後は、平 成20年度に活用した内部留保を早期に回復し、さらに健全性の高い経営基盤の構築に取 り組んでいきます。

追加責任準備金

5,862 億円

国際会計基準による保険負債の時価評価導入を先取 りするかたちで、将来の逆ざやを圧縮し、お客さま への安定的な配当還元をめざし、平成19年度から 3年間にわたり、追加して責任準備金を積み立てて いるものです。平成21年度には1,283億円の積 立てを実施し、累計で5,862億円を積立てました。

※保険業法施行規則第69条第5項に基づき、平成8年4月1日以前にご契約い ただいた個人年金保険を対象に、予定利率2.75%を用いて責任準備金を計 算して生じた差額を、追加責任準備金として段階的に積み立てています。 なお、平成22年度以降も新たに年金支払を開始するご契約については、 年金開始部分につき、年金開始の都度対応します。

*上記金額は、剰余金処分後、基金償却後の数値であり、また、平成22年 7月の基金募集(600億円)を反映させた数値です。

内部留保等

1 2,052 億円

通常想定できる範囲を超えたさまざまなリスクに 対応するための性格を有しているものであり、当 社においては、基金、基金償却積立金、価格変動 準備金、危険準備金等で構成されています。 なお平成21年度は、純資産の部に任意積立金とし て「事業基盤強化積立金」を60億円積立てています。

18,302億円

追加責任準備金 価格変動準備金・価格変動積立金 危険準備金 基金・基金償却積立金 その他

(億円)

15,000

10,000

5,000

0

追加責任準備金

16,475億円 17,914億円

平成19年度末 平成20年度末 平成21年度末

内部留保等 5,862億円

2,147億円

4,734億円

4,700億円 4,873億円

2,072億円

4,583億円

4,100億円 3,889億円

7,169億円 2,420億円

4,100億円 追加責任準備金

価格変動準備金・ 価格変動積立金

その他 危険準備金

基金・ 基金償却積立金

(6)

●基金償却積立金

相互会社が基金を償却する場合に、保険業法の規定により積み立 てを義務づけられている積立金です。基金の償却額と同額の積み 立てが義務づけられています。

●基金償却準備金

基金の償却準備財源として積み立てておく任意積立金で、基金償 却時には基金償却積立金に振り替えます。

基金の総額

「基金」とは、株式会社の資本金に相当する性格を持つ資金で、相互会社の財産的基礎とな るものです。当社では、この財産的基礎が保険会社を取り巻くさまざまなリスクに備え、お 客さまの保険契約を確実に履行できる能力を向上するものであるとして、重要視しています。

また、基金の募集後には、下図のように償却(償還)に備えて、基金償却準備金を計画的 に積み増していき、基金の償却時に基金償却積立金に振り替えるため、内部留保として財産 的基礎が守られ、経営の健全性が確保されます。

平成21年度末で、当社の基金の総額(基金と基金償却積立金の合計)は、4,100億円と なっていますが、経営基盤をいっそう強化するため、平成22年度に、基金600億円を再募 集し、基金の総額を4,700億円に引き上げます。〈基金拠出者については、P93をご覧ください〉

450 151 74

60

600

△450 12,052

4,734 1,849 297 60 600 4,100

5,862 17,914

988 1,438

(単位:億円) 項  目

内部留保等 A うち危険準備金 うち価格変動準備金 うち価格変動積立金 うち事業基盤強化積立金 うち基金

うち基金償却積立金 うち基金償却準備金

追加責任準備金 B A+B

前年度末差 平成21年度末

※剰余金処分後、基金償却後の数値です。また、平成22年7月の基金募集(600億円)を反映させた数値です。

■ 平成21年度末の内部留保等・追加責任準備金(内訳)

※1 合併前の基金償却積立金および基金償却準備金は、明治生命と安田生命の合算値です。

※2 (  )内の金額は基金償却積立金および基金償却準備金の合計値です。

(3,800億円

調

20億円 176億円 293億円

(2,630億円

(2,990億円

(3,300億円

(3,650億円

(3,950億円 振替 600億円

基金償却積立金 平成8/7

基金償却準備金※1

基金償却積立金※1

(4,100億円) (4,250 億円) (4,400

億円) (4,550 億円) (4,700

億円)※2

(461億円

(731億円

(1,000億円

(1,250億円

(1,550億円

(1,910億円

平成9/7 平成10/7 平成11/7 平成12/7 平成13/7 平成14/7 平成15/7 平成16/7 平成17/7 平成18/7 平成19/7 平成20/7 平成21/7 平成22/7 平成23/7 平成24/7 平成25/7 平成26/7 平成27/7

1,000億円 1,200億円

1,400億円 1,600億円 2,000億円

2,900億円

3,500億円

4,100億円

4,700億円

振替 600億円 2,300億円

基金・基金償却積立金・基金償却準備金の推移

600億円(平成18年度募集分)

600億円(平成22年度募集分)

400億円(平成12年度・明治生命) 300億円(平成11年度・安田生命) 600億円(平成10年度・明治生命) 590億円(平成8年度・明治生命)

390億円

(平成8年度・安田生命)

明治安田生命

平成16/1 合併

600億円(平成14年度・明治生命) 300億円(平成13年度・安田生命)    (9月償却) 300億円(平成12年度・安田生命)          (7月償却)

基 金

基金償却準備金 1,600億円

(2,270億円

(7)

2,914 40,525 32,824 5,714 37,610 23,427 339 3,616 418

△1,547 1,785 3,293

35,882 26,865 4,892 32,588 24,552 1,862 3,317

△3,536 1,357 1,114 4,158

37,088 26,537 5,358 32,929 25,077 1,507 3,238

△298

△1,961 1,898

(単位:億円)

基礎利益 A(①−②)  基礎収益 ①   うち保険料等収入   うち資産運用収益  基礎費用 ②

  うち保険金等支払金   うち資産運用費用   うち事業費 キャピタル損益 B※1 臨時損益 C※2 経常利益 A+B+C

平成21年度 平成20年度

平成19年度

基礎利益

2,914 億円

基礎的な期間損益の状況を表わす指標です。

「基礎利益」とは、保険料等収入や保険金・事業費支払等の保険関係の収支と、利息及 び配当金等収入を中心とした運用関係の収支からなる、生命保険会社の基礎的な期間損 益の状況を表わす指標です。

平成21年度の基礎利益は、厳しい経営環境のなかではありましたが、2,914億円

(前年度比11.5%減)を確保できました。

●逆ざや

生命保険会社は、保険料を計算するにあたり、保守的に設定した利率である「予定利率」を使用しています。しかし、低金利が続くなかで、 予定利率により見込んでいる運用収益を実際の運用収益ではまかなえない状態が一部の契約で発生しており、これを「逆ざや」状態といい ます。

■ 平成21年度の逆ざやについて

※1 基礎利益上の運用収支等の利回りとは、基礎利益に含まれる一般勘定の運用収支から社員配当金積立利息繰入額を控除した額の、一般勘定責 任準備金に対する利回りのことです。

※2 平均予定利率とは、予定利息の一般勘定責任準備金に対する利回りのことです。

※3 一般勘定責任準備金は、危険準備金を除く一般勘定部分の責任準備金について、以下の方式で算出しています。

(期始責任準備金+期末責任準備金−予定利息)×1/2

逆ざや

590

億円

基礎利益上の 運用収支等の利回り※1

2.19

平均予定利率※2

2.48

一般勘定責任準備金※3

20

5,101

億円

逆ざやの算出式

※1 キャピタル損益:経常収益・経常費用である資産運用収益・資産運用費用のうち、有価証券の売却損益等です。

※2 臨時損益:経常収益・経常費用のうち、基礎利益・キャピタル損益以外の個別貸倒引当金繰入額、危険準備金戻入額・繰入額や追加責任準備金繰 入額等です。

〈詳細は、P139をご覧ください〉

(8)

三利源の開示

経営状況をよりご理解いただくために開示しています。

生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を示す指標である「基礎利益」は、その内訳 として「費差」「危険差」「逆ざや」の「三利源」から構成されています。

当社では、ご契約者をはじめとして、広く一般の方に対して、期間損益の増減要因等 を含め、経営状況をよりご理解いただくために、「三利源」の状況を開示しています。

平成21年度決算に基づく当期未処分剰余金1,466億円のうち、1,230億円を社員配当準備金と して繰り入れています(法定の剰余金処分対象額に占める割合は94.85%です)。

費差

保有契約の減少および事業費支出の増加等に より149億円減少しています。

危険差

保有契約の減少および個人保険の死亡保険金 の増加等により326億円減少しています。 逆ざや

追加責任準備金の積み立てによる予定利息の 減少等により97億円改善しています。

A

B

C

4,158 1,044 3,681

△567

(単位:億円)

A

■ 基礎利益の状況

B

C

平成19年度

3,293 719 3,262

△688 平成20年度

2,914 569 2,935

△590 平成21年度

基礎利益  費 差  危険差  逆ざや

*平成21年度より、危険差および費差の算出を一部変更しています。 基礎利益および逆ざやについては、変更ありません。

〈詳細は、P140をご覧ください〉

■ 三利源とご契約者への配当還元までの流れ

[ご契約者への配当還元]

基礎利益から、有価証券の売却損益や 評価損、臨時損益、税金等を加減した最 終的な剰余のなかから、配当としてご契 約者に還元しています。

ご契約者への配当還元

(社員配当準備金) 1,230億円 基礎利益 2,914億円

当期未処分剰余金 1,466億円 費 差

A

569億円

危険差

B

2,935億円

逆ざや

C

△590億円

有価証券等の売却損益・評価損、 臨時損益、税金など

基金償却準備金など

[ 三利源とは ]

費 差 保険料算定時に想定した事 業費率に基づく事業費支出 予定額と実際の事業費支出 との差額

危険差 保険料算定時に想定した保 険事故発生率に基づく保険金・ 給付金等支払予定額と実際 の保険金・給付金等支払額 との差額

逆ざや 保険料算定時に想定した利 率に基づく予定運用収益と 実際の運用収益との差額

A

B

C

(9)

経営活動の概況

個人営業

基幹チャネルである営業職員チャネルについては、平成20 年度から、ご契約者への訪問頻度やサービス内容を標準化した

「安心サービス活動制度」および営業職員の知識・スキル等の 到達度を定期的に確認する「社内教育検定制度」等による営業 態勢の抜本的な改革に取り組んでいます。平成21年度は、前 年度の実施状況と効果検証等をふまえて一部制度改正等を実施 し、お客さまサービスのいっそうの高度化と均質化に取り組み ました。さらに、地域ごとの保有契約等の状況に応じて優先取 組課題を明確化した地域別マーケティングを引き続き推進する とともに、首都圏を中心に企業・団体職場での営業に特化した 販売組織を拡充しています。このほか、遠隔地等のため営業職 員によるアフターフォローが困難なお客さまに対しては、アウ トバウンドコール等を活用した態勢を整備しています。

こうした取組みを通じ、平成21年度は前年度に比べて、ご

平成21年度の概況

3,766,051 289,913 468,143 226,074 350,000 26,412,256 812,781 21,749,959 6,882,729 17,297,350 1,179.9% 95.21% 41,062人 6,847,356人 260,915,270 134,438,056 11,013,419 115,463,795 6,774,491

3,458,848 307,869 458,295 241,417 410,000 26,797,211 844,789 21,752,931 6,444,126 17,880,232 1,354.9% 95.96% 39,776人 6,623,237人 244,122,173 124,662,648 11,134,807 108,324,717 6,708,063

3,551,816 189,893 415,868 163,182 410,000 25,233,431 713,742 21,670,167 6,251,388 16,539,722 1,314.1% 90.38% 39,818人 6,421,501人 234,434,970 115,629,745 11,202,259 107,602,965 6,563,311

3,784,791 111,448 329,341 122,269 410,000 23,903,468 522,696 21,313,343 5,996,704 15,049,440 1,098.7% 101.61% 40,485人 6,236,018人 224,140,300 105,953,065 11,258,235 106,929,000 6,380,688

4,165,183 178,577 291,478 143,470 410,000 25,012,490 595,353 22,236,124 5,477,264 17,067,741 1,187.5% 94.85% 40,388人 6,176,803人 214,991,461 97,485,858 11,690,075 105,815,528 6,456,604

(単位:百万円) 項  目

経常収益 経常利益 基礎利益 当期純剰余 基金の総額※1 総資産

 うち特別勘定資産 責任準備金残高 貸付金残高 有価証券残高

ソルベンシー・マージン比率 剰余金処分対象額に占める配当準備金等 に積み立てる金額の割合※2

従業員数

社員(契約者)数※3 保有契約高※4  個人保険  個人年金保険   団体保険

団体年金保険保有契約高※5

逆ざや額 1,069億円 833億円 567億円 688億円 590億円

平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度

※1 基金の総額には、基金償却積立金を含んでいます。

※2 剰余金処分対象額に占める配当準備金等に積み立てる金額の割合とは保険業法施行規則第30条の4の規定により計算した金額に占める社員配当準 備金および社員配当平衡積立金に積み立てる金額の合計額の割合です。

※3 相互会社における社員とは、保険契約者のことです(剰余金の分配のない保険にのみご加入の契約者を除く)。

※4 保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支 払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。

※5 団体年金保険保有契約高については、責任準備金の金額です。

直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標

(10)

契約の継続率や解約・失効率が改善するとともに、販売件数が 増加しました。また、平成22年1月から3月にかけて実施した

「お客さま満足度調査」では「満足」「やや満足」と評価された お客さまが引き続き増えており、基幹チャネルの抜本的改革を 柱とする個人営業改革は概ね順調に進んでいます。

一方、商品面では、入院医療費の自己負担に備えることがで き、給付金等のお受け取り内容がわかりやすい総合保障商品

「明日のミカタ」、医療保障商品「元気のミカタ」を平成21年6月 に発売しました。さらに、10月には、ご契約の保障内容をいっそ う充実するため既契約の支払事由等の一部について最新の約款 内容に変更したほか、銀行等金融機関窓口販売で好評の一時払 個人年金保険を営業職員チャネルでも取り扱うこととしました。

代理店営業

銀行等金融機関窓口販売については、引き続き安定的な資産 運用ニーズに対応した定額保険を主力としつつ、お客さまニー ズが見込まれる変額保険についても平成21年11月に新商品を 発売しました。また、お客さまの生活スタイル・購買ニーズの 変化等に対応して、平成21年4月から生命保険をわかりやす く説明したWEBサービス「保険がわかるサイト」を新設した ほか、5月には当社商品のみを取り扱う「保険がわかるデスク」 および他社商品も取り扱う「ほけんポート」の二つのタイプの 来店型店舗をオープンしました。法人代理店・税理士代理店等 については引き続き新規委託先を拡大するとともに、代理店向 けの研修を充実させ、販売支援を強化しました。

法人営業

ご遺族への相談サービス等を含めた企業・団体の福利厚生制 度の充実や、退職後も各種保障をご継続いただくために退職予 定者に対する商品案内等に取り組んでいます。また、平成24 年3月末をもって制度廃止となる適格退職年金契約について は、企業の多様なご要望にお応えする総合コンサルティングサ ービスを提供し、制度廃止前での着実な制度移行をサポートす るため、営業・支援体制を強化しています。

保険契約の引受・保全・支払

事務品質向上に向けたシステム開発や新契約査定システムの 刷新等、前年度に引き続き経営資源を重点的に配分しました。 さらに、銀行等金融機関、来店型店舗などの販売チャネルの多 様化に対応した事務・サービス態勢の整備・充実に努めたほ か、平成20年8月に金融庁に提出した業務改善計画に基づく、 保険金・給付金の支払いもれ等の再発防止策について、その実 効性を定期的に検証し、必要な見直し・改善を行なっています。

お支払事由等の一部改定(拡大) のお知らせ

保険がわかるデスク

ほけんポート 明日のミカタ

元気のミカタ

(11)

資産運用

財務基盤の強化を目的とし、資産運用面では、引き続きサー プラス・マネジメント型ALMの考え方に基づき、金利水準を 睨みつつ超長期・長期の債券を中心とした平準的な買入れ等に よる資産デュレーション(保有債券等の平均回収期間)の長期 化や、為替リスクをヘッジした外貨建債券の積み増し等により 収益力の向上を図りました。

さらに、国際会計基準やソルベンシー・マージン基準等監督 規制の動向を見据え、経済価値ベースでの管理も念頭に置いた リスク管理態勢の高度化をめざし、資産運用リスク量に加え、 保険負債の金利リスク量を含めた経済価値ベースの計測を継続 的に実施するなど、リスク量の測定・評価手法の充実にも取り 組んでいます。

あわせて、逆ざやの早期解消を促進し、財務基盤の健全性を いっそう向上させるため、平成8年4月1日以前にご契約いた だいた個人年金保険契約に対して、平成19年度より3年間に わたり追加責任準備金の積立てを実施しました。

お客さまサービス向上

ご契約の際にお客さまにご記入いただく告知書について、平 成21年4月から告知事項をわかりやすく、かつ記入しやすい よう改訂しました。また、12月に新契約査定システムを刷新 し、これまで以上にきめ細かで適切かつ迅速なお引受けのため の医的査定態勢を整備しました。このほか、保全・支払手続き の際にお客さまからご提出いただく請求書類の見直しを進め、 平成21年7月には解約や契約者貸付などの手続書類、11月に は給付金支払や契約内容の変更などの手続書類を統一・簡素化 し、お客さまの利便性を向上するとともに、手続きの迅速化を 図りました。平成22年3月には、給付金の支払内容をお客さ まにお知らせする「給付金お支払い明細書」の記載内容を充実 させました。年一回ご契約者のみなさまへ契約内容をお伝えす る「明治安田生命からのお知らせ」では、年金受取開始契約を 対象に、新たに特約内容の詳細を記載するなど、よりわかりや すい内容に改訂しました。

明治安田生命からのお知らせ 経済価値で評価した資産と負債 の差額を新たな資本概念(サー プラス)としてとらえ、その変 動 リ ス ク を コ ン ト ロ ー ル す る A L M < 資 産 負 債 の 総 合 的 な 管 理>を、サープラス・マネジメ ント型ALMといいます。

サープラス・マネジメント型ALM

(12)

保険契約の概況

個人保険・個人年金保険

個人保険・個人年金保険については、年換算保険料(各契約について、お払い込みい ただく保険料を1年あたりに換算した業績指標)が、新契約(純新契約〈注:新規にご加 入いただいたご契約〉および転換・保障見直しによる純増加額の合計)では1,880億円

(前年度比65.3%増)、このうち医療保障・生前給付保障等の第三分野に係る新契約では 247億円(前年度比7.6%減)となりました。また、保有契約全体では1兆7,446億円

(前年度末比2.9%増)、うち第三分野に係る保有契約では3,376億円(前年度末比 0.4%減)となりました。保険金ベースでは、新契約高は3兆2,900億円(前年度比 7.7%増)、解約・失効高は7兆1,304億円(前年度比13.2%減)となり、年度末保有 契約高は109兆1,759億円(前年度末比6.9%減)となりました。

団体保険

団体保険は、新契約高が1兆1,140億円で、年度末保有契約高は105兆8,155億円

(前年度末比1.0%減)となりました。

団体年金保険

団体年金保険の年度末保有契約高(責任準備金の金額)は、6兆4,566億円となりま した。なお、MDAMアセットマネジメントおよび安田投信投資顧問が受託している団 体年金資産を加えた、明治安田生命グループ全体での団体年金資産残高は、8兆5,665 億円(前年度末比0.8%増)となりました。

※両投信投資顧問子会社の団体年金資産残高(確定拠出年金向け投資信託純資産残高を含む)は時価残高を記載しています。

■明治安田生命グループ団体年金資産残高

■ 明治安田生命 ■ MDAMアセットマネジメント ■ 安田投信投資顧問

平成19年度末 平成20年度末 平成21年度末 10

8 6 4 2 0

88,186億円 84,965億円 85,665億円

■解約・失効高(個人保険・個人年金保険)

■保有契約の年換算保険料(個人保険・個人年金保険)

■ 医療保障・生前給付保障等

医療保障・ 生前給付保障等

■保有契約高(個人保険・個人年金保険・団体保険の合計)

■ 個人保険 ■ 個人年金保険 ■ 団体保険

■新契約高(個人保険・個人年金保険)

■新契約の年換算保険料(個人保険・個人年金保険)

■ 医療保障・生前給付保障等

平成19年度 平成20年度 平成21年度 2,000

1,500 1,000 500 0

970億円 1,137億円

1,880億円

2344,349億円 2241,403億円 214

9,914億円 250

200 150 100 50

0 平成19年度末 平成20年度末 平成21年度末

20,000 15,000 10,000 5,000 0

17,315億円 16,950億円 17,446億円

平成19年度末 平成20年度末 平成21年度末

(単位:兆円)

(単位:兆円)

(単位:兆円)

(単位:億円) (単位:億円)

(単位:兆円) 6

4 2 0

44,833億円

3553億円 32,900億円

平成19年度 平成20年度 平成21年度

9672億円 82,127億円

71,304億円 10

5

0 平成19年度 平成20年度 平成21年度

3,237億円 2,780億円

1兆8,318億円 6兆4,566億円

1兆7,921億円 6兆3,806億円 3,386億円

259億円 268億円 247億円

医療保障・

生前給付保障等 3,388億円 3,376億円

6兆5,633億円

105兆8,155億円 11兆6,900億円 97兆4,858億円 105兆9,530億円

115兆6,297億円 11兆2,022億円 107兆6,029億円

11兆2,582億円

106兆9,290億円 1兆8,908億円

明治安田生命 個人保険

個人年金保険

団体保険 MDAM アセットマネジメント

安田投信投資顧問 3,645億円

(13)

収支の概況

損益計算書(要旨)について

経常収益には保険料等収入や資産運用収益等が記載され、経常費用には保険金等支払 金や資産運用費用、事業費等が記載されています。この経常収益と経常費用の差額が経 常利益となり、これに特別損益を加減算したものが税引前当期純剰余となります。

損益計算書

経常利益

経常収益では、保険料等収入が3兆2,824億 円、うち個人保険が1兆5,907億円、個人年金 保険が6,499億円、団体保険が3,028億円、 団体年金保険が6,908億円となりました。

資 産 運 用 収 益 は 、 利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 4,802億円、有価証券売却益812億円で、資 産運用収益合計では6,841億円となりました。 経常費用では、保険金等支払金が2兆3,427 億 円 、 う ち 個 人 保 険 ・ 個 人 年 金 保 険 が 1 兆 3,757億円、団体保険が1,871億円、団体年 金保険が7,367億円となりました。

責任準備金等繰入額は、9,238億円でした。 資産運用費用は、有価証券売却損が582億円、 有価証券評価損が122億円で、資産運用費用 合計では1,160億円でした。

事業費は3,616億円となりました。

これらの結果、経常利益は1,785億円で した。

税引前当期純剰余

特別損益のうち、特別利益は固定資産等処分 益により9億円、特別損失は、固定資産等処分 損145億円、減損損失31億円、価格変動リス クに備えるため法令で積立てが定められている 価格変動準備金へ74億円を繰り入れる等によ り、合計で259億円でした。

経常利益に特別損益を加減算した結果、税引 前当期純剰余は1,536億円となりました。

当期純剰余   当期未処分剰余金

税引前当期純剰余から法人税等合計を減じた 当期純剰余は1,434億円となりました。当期 純剰余に、土地再評価差額金取崩額等を反映し、 当期未処分剰余金は1,466億円となりました。

なお、当期未処分剰余金の処分として、社員 配当準備金1,230億円、基金償却準備金150 億円の繰り入れ等を実施しています。

A

B

C D

(単位:億円) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 科  目

⑪土地再評価差額金取崩額

⑫任意積立金目的取崩額

⑬当期未処分剰余金(=⑩+⑪+⑫)

①経常収益  保険料等収入   うち保険料  資産運用収益

  うち利息及び配当金等収入   うち有価証券売却益   うち特別勘定資産運用益  その他経常収益

  うち責任準備金戻入額

②経常費用  保険金等支払金   うち保険金   うち年金   うち給付金  責任準備金等繰入額  資産運用費用   うち有価証券売却損   うち有価証券評価損   うち特別勘定資産運用損  事業費

 その他経常費用

③経常利益(= ①−②)

④特別利益

 うち固定資産等処分益  うち価格変動準備金戻入額

⑤特別損失

 うち固定資産等処分損  うち減損損失

 うち価格変動準備金繰入額

⑥税引前当期純剰余(=③+④−⑤)

⑦法人税及び住民税

⑧法人税等調整額

⑨法人税等合計(=⑦+⑧)

⑩当期純剰余(=⑥−⑨)

35,518 26,537 26,523 5,752 5,131 355

3,228 827 33,619 25,077 9,255 3,640 5,607 12 2,196 356 315 1,197 3,238 3,094 1,898 111 109

237 84 45 100 1,773 919

△777 142 1,631 71 6 1,710

29 5 1,257

26 5 1,466 37,847

26,865 26,848 5,466 4,879 573

5,515 3,568 36,733 24,552 8,713 3,957 5,444 11 6,007 1,132 2,855 1,520 3,317 2,843 1,114 352 4 347 116 64 42

1,350

△3 131 127 1,222

41,651 32,824 32,811 6,841 4,802 812 870 1,986

39,866 23,427 8,161 4,254 5,248 9,238 1,160 582 122

3,616 2,423 1,785 9 9

259 145 31 74 1,536 3 98 101 1,434

A

B

D C

*保険業法施行規則の別紙様式改正により、当期純剰余を損益計算書の末 尾とし、土地再評価差額金取崩額以下は「基金等変動計算書」に記載し ています。また、平成20年度より「法人税及び住民税」と「法人税等調 整額」の合計額を表示する科目である「法人税等合計」を追加していま すが、平成19年度についても「法人税等合計」の金額を表示しています。

(14)

剰余金処分について

平成21年度決算における社員配当準備 金の繰入額は1,230億円であり、「剰余 金処分対象額に占める配当準備金等に積 み立てる金額の割合」(定款第53条第2 項により「100分の20以上」と規定) は、94.85%となっています。

また、基金償却準備金を150億円積み 増すとともに、新たに事業基盤強化積立 金60億円を積み立て、資本基盤の強化を 図っています。この事業基盤強化積立金 は、昨今の国内外の健全性規制の動向を ふまえ、お客さまニーズに即した新商品 の開発・新サービスの提供に対する新た なリスク引受けへの対応や、パンデミッ

クリスク等、想定外の大規模リスク(価格変動リスクは除く)の発生等に備える目的で 積み立てるものです。

当期未処分剰余金 任意積立金取崩額  不動産圧縮積立金取崩額  退職給与積立金取崩額       計

剰余金処分額  社員配当準備金  差引純剰余金   損失てん補準備金   基金利息   任意積立金    基金償却準備金    価格変動積立金    社会厚生事業増進積立金    事業基盤強化積立金    不動産圧縮積立金

1,710 9 4 4 1,719 1,719 1,391 328 4 10 313 150 145 6

12

(単位:億円)

1,257 20 4 16 1,278 1,278 1,105 172 3 10 158 150

0

8 平成19年度

科  目 平成20年度 平成21年度 1,466

4 4

1,471 1,471 1,230 241 3 10 226 150

5 60 11

平成21年度、お客さまにお支払いした保険金・年金、給付金の合計額は1兆7,663億 円です。このうち、保険金・年金は1兆2,415億円、給付金は5,248億円と、多くのお 客さまのお役に立っています。

お役に立った保険金・年金、給付金

●保険料等収入

ご契約者から払い込まれた保険料等による収益で、生命保険会社 の収益の大部分を占めています。

●資産運用収益

資産運用による収益で、利息や配当金のほかに有価証券売却益等 を含んでいます。

●責任準備金戻入額・責任準備金等繰入額

生命保険会社特有の決算手続きとして、責任準備金および支払備 金については毎決算期(3月末)に前年度計上額を一旦全額戻し入 れし、当年度の必要額を新たに全額繰り入れる方法(洗い替え方式) により積み立てられます。

損益計算書の表示は、(繰入額−戻入額)の差額で表示されます ので、繰入額が戻入額を上回る場合には責任準備金等繰入額とし て表示され、戻入額が繰入額を上回る場合には、責任準備金戻入額・ 支払備金戻入額として表示されます。

●保険金等支払金

保険金、年金、給付金、返戻金等の保険契約上の支払いを計上し ます。

●資産運用費用

資産運用収益を得るために要した費用で、有価証券売却損、有価 証券評価損、貸倒引当金繰入額等を計上します。

●事業費

新契約の募集および保有契約の維持保全や保険金などの支払いに 必要な経費を計上します。一般事業会社の販売費および一般管理 費に相当します。

■ お支払いした保険金・年金の内訳 ■ お支払いした給付金の内訳

合計 12,415億円

(単位:億円)

合計 5,248億円

死亡給付金 214入院給付金 443 死亡保険金

4,218 満期保険金 3,373 4,254年金

一時金 3,262 生存

給付金 770

その他 4 手術給付金 223

災害保険金 44 高度障害保険金 519

(単位:億円) 障害給付金 11

その他 322

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